ニートの夜のピクニック ―ただの不審者編―
どーも、ニートです。
突然ですが、ニートの趣味は散歩です。
あ、別に首輪を付けたり付けられたりといったアブノーマルなヤツではありません。
普通の散歩です。
特に、誰もいない静かな夜の散歩は心も癒されるので、凄く好きです。
ええ、不審者ではありません。
そこで今回は、ちょっと遠出して家から片道30分ぐらいの「上野天満宮」と呼ばれる神社へと行ってきました。
実は、あまり有名ではないかもしれませんが、この上野天満宮は、「名古屋三天神」と呼ばれ、ちょっとした観光スポットの1つになっています。
……本当に、外部の方には有名ではないんですけどね。
でも良いところなんですよ!
昨日は、そんな上野天満宮にPM11:00に侵にゅ……参拝してきました。
当然ですが、辺りは真っ暗です。
立派な鳥居をくぐり抜け、手水舎でニートの不浄な身体を清めます。
余談ですが、昔鳥居を写真に収めると幽霊が来るなんて噂がありましたが、神社に幽霊が居るって考えてみたらおかしな話ですよね。
ああいう心霊話こそ、ストーリーの整合性はとれていないといけないと思うニートです。
さて、そうした心霊話とは無関係に、何も知らずに、この上野天満宮を初めて夜に訪れた人はちょっと怖い思いをするかもしれません(そもそも夜に参拝しようと思う人がどれだけいるのかは疑問ですが…)。
別に心霊話ではないのですが“彼ら”が境内の至る所に鎮座しているからです。
お分かりになりますか?もっと近づいて見てみましょう。
あら可愛い。小さな親指大の人形たちです。
こうして近づいてみると可愛らしいのですが、彼らがこの神社の至る所に、ところせましと並んでいるので、夜に訪れると結構怖い思いをすることになります。
ご神木を囲むようにズラーっと!
灯篭の中にもズラーッと!
狛犬の後ろにも。
よく分からない石のオブジェの上にも。
果ては牛さんの周りにもいます。
この人形たちは「天神みくじ」と呼ばれる、菅原道真を模した、おみくじの入った人形なのだそう。
大抵の人は持って帰るそうなのですが、願掛けを兼ねて置いていく人がいるのだとか。
こんなに天神みくじが並べられるようになった経緯は分かりませんが、そうした1人1人の行動が積み重なってできた文化なのだとしたら、人の歴史のロマンを感じます。
ニートの軽すぎる歴史とは一味も二味も違います。
いつか昼に訪れてニートもこの歴史に加わってみたいものです。
さて、彼らの飾ってある場所を過ぎると、いよいよ本殿があります。
それほど大きなものではありませんが、夜の明かりと朱塗りの柱がベストマッチ。
風情ある装いになっています。
うん、いいですね。
こうした素朴な風景こそ、夜の散歩の醍醐味です。昼に訪れていては、こんなにパシャパシャと思うままに写真を取ることも出来ないでしょう。
皆さんも、ちょっと遠出して新しい風景、新しい街並みに出会ってみてはいかがでしょうか?
※今回訪れた上野天満宮の情報を以下に記載しておきます。
〒464-0094 愛知県名古屋市千種区赤坂町4丁目89
HP: 名古屋天神 上野天満宮
◆地下鉄東山線覚王山駅1番出口より~市バス茶屋12系統にて、天満通一丁目下車、デニーズを東へ
◆地下鉄名城線 砂田橋駅より南へ徒歩10 分
◆地下鉄名城線 茶屋が坂駅より西南へ徒歩10 分