なぜブログの記事を書き続けるだけでは人が来ないのか?(初心者向け)

ブログのアクセス数と記事数の微妙な関係

さて、ある程度の期間、記事を書き続けていると、気になる疑問が現れます。

 

それは、「記事をひたすら書き続けるだけでは、人を呼ぶことはできないのか」という疑問です。

 

当然と言えば当然ですが、多くの人は記事をただ書いて量を増やすだけではダメだと言います。

 

良質なコンテンツが数多くあってこそ、アクセスが増えるのだと。

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確かに「それはそう」なのですが、そういった人たちは経験論で語ることが多いので、記事をひたすら書き続けることがどのぐらいアクセスに影響するのかについて具体的な関係性については説明してくれません。

 

そこで、今回は「ブログの記事数とアクセス数」「ブログ記事のインデックス数とアクセス数」に関して相関係数という値を算出して、それらの関係性を見ていきたいと思います。

 

この記事は、基本的に初心者向けとしたいので、ブログを始めて2、3か月間のデータをもとに紹介したいと思います。

 

ちなみに、インデックス数とは「Googleに自分の書いた記事が登録されている数」を指します。

 

記事を書いただけでは、Googleにインデックスされていないこともあるので、インデックスされている記事の数も重要な値なのです。*1

 

さて、まずブログの記事数、ブログのインデックス数とアクセス数の2、3か月間の推移を以下のように1週間ごとにグラフに直してみました。

 

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記事数とインデックス数、アクセス数には何とな~く関係がありそうです。

 

そこで、次に相関係数を算出してみましょう。

 

まず、「記事数とアクセス数」の相関はr=. 33でした。

 

相関係数は0.00~1.00の間の値を取ることを考えれば、かなり低い値です。

 

確かに、記事を書くことは大事ですが、他の要因がより重要だと言えるでしょう。

 

それでは「インデックス数とアクセス数」の相関を見てみましょう。

 

すると、r=.49となり、先ほどよりも値が高くなり、記事はただ書き続けるだけではなく、ちゃんとGoogleにインデックスされることが重要だという事分かります。

 

まとめ

しかしながら、ここまでやってもまだ相関係数の値は0.49しかありません。

 

つまり、アクセス数の残りの部分は記事がインデックスされているかどうか以外の要素で決まっているわけです。

 

それが、他の方が言っているような記事の質だったりタイトルだったりの部分であるわけです。

 

しかしながら、今回のデータを見てみると、やはり記事をどれだけ書いたかという事が(少なくともブログを開設して2,3か月の段階で)アクセス数を増やすためには重要であるという事がうかがえます。

 

 

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*1:ちなみにはてなブログの場合は、記事を書いていれば自動的に記事がインデックスされるようなので、はてなブロガーの方たちは記事とインデックスの関係についてはそれほど気にする必要はありません