西日本ぶらり途中下車の旅1日目(後半)
どーも、ニートです。
今回は、前回に引き続き「西日本ぶらり途中下車の旅1日目」の後半編についてレポートしていきます。
ニートの西日本横断記 ―1日目(前半)― - 大学院を出たニートが名古屋で暮らすようです
前回、無事膀胱の危機を乗り越えたニートは、岡山を超え、広島県を超え、最終目的地の山口県、下関市へと到着しました。
膀胱事件のせいで約2時間近くのロスをだしたニートの旅ですが、なんとか初日の目的地へと到着できたのです。
時刻はもう既に夜の9時。「ようおいでました下関へ」の文字がやけに眩しく映ります。
さっそく疲れた体を癒しにホテルにチェックイン!…しようと思ったのですが、それ以上にお腹が減って力が出ないよ…という緊急事態が差し迫っておりました。
これはいけません。
さっそく夜の街へと繰り出し、栄養補給の場を探します。
ただ、すでにニートは下関に到着する前から、あるお店に目星をつけておりました。
そのお店は雑誌などでも有名らしく、夜の23:00まで営業している居酒屋さんなので、夜にしか到着できないニートにはぴったりだと考えたのです。
そのお店の名は「おかもと鮮魚店」。
THE・お魚屋さんといった名前の通り、お魚を刺身や鍋、煮つけ、焼き物、フライと様々な食べ方で食べられるお店です。
ニートのお目当ては、このお店名物の「海鮮丼」。夜9時という時間で果たしてニートは目的のものを食べられるのでしょうか。
駅から下関の歓楽街を抜けていくと、その中でも煌々と輝くお店を発見。
これが話題の「おかもと鮮魚店」さんです。
さっそくニートは財布の中身をチェックして、1人で店内に入ります。
すると、店内には家族連れのお客さんたちが既に並んでいました。
月曜の夜で、ディナーの時間も外してきたというのにすごい賑わいです。
そして、このお店の面白いポイントとして、まずお客さんは入り口を入るとすぐに席につけるわけではなく、一度大将や魚たちの居るショーケースの前を通らされるという点です。
「まぁ見てけや」というお店なりのエンターテインメントでしょうか?
こういう水族館(食事用)はニートの大好物です。比喩的な意味でもそのままの意味でも。
そして待つこと20分、ようやく席に案内されたニートは、お目当ての海鮮丼と料理を二点ほどオーダー。
お客さんも多いので「絶対に待ちたくない」という方は、事前に予約を入れておいた方が無難でしょう。
店内は雑然としていて、居酒屋さんというよりは町の食堂といった感じ。
ニートとしては好きな雰囲気です。
ちなみに、店内で1人の客はニート1人だけとあって、ニートは、先ほど席が空くのを一緒に待っていたご家族と相席になりました。
ご家族と「どちらからいらしたんですか?」なんて会話を談笑し、待っているといよいよ海鮮丼がお目見え。
それがこちら。
噂に負けるとも劣らない、凄いボリュームでした。しかもこれにアサリのお味噌汁がついて1000円だというのだから驚きです。
ネタは、エビ、カニ、ハモ、貝ヒモ、タコ、サーモン、イカ、ウニ、イクラ、ハマチ、クジラ、マグロ、サザエなど、10種類以上。
ここに特製のタレをかけて食べるのですが、満足感が半端じゃありません。
そして、こうした海鮮もそうですが、下関と言えば欠かせないものがありますよね?
そうフグです。ニートはフグのから揚げ(800円)をオーダー。
高級魚として知られるフグですが、小さ目のものならば、現地で格安で食べることができます。
生のフグは癖が無く、コリコリとした食感を楽しむものですが、煮込んだり揚げたりといったように火を通すと、非常にふっくらした仕上がりになります。
サクッ!フワッ!このコンビネーションは溜まりません。
そして、もう一品。これも面白いなと思ったので「白子とうふ」(350円)もオーダー。
豆腐の中に白子が含まれており、ふわふわとした豆腐に、粘りのあるクリーミーな白子の味が絡みつきます。非常にあっさりとしたタレも、この繊細なお味を邪魔していません。
これが350円で本当に良いのか、と思うほどです。
たった2000円程度でお腹いっぱい食べることができました。
ちなみに、こちらの「おかもと鮮魚店」さんは、地酒や地元の梅酒、その他ドリンク類を格安で飲むことのできるお店でもあるので、お好きな方はぜひ自動車以外の乗り物で訪ねることをお勧めします。
そして、2日目の移動に備え、ニートは予約したホテルの「ヴィアイン下関」へと移動。1人部屋なので、それほど大きな部屋ではありませんが、少し休憩するにはこれで十分です。
少しゆっくりできたので、新商品の「ほろ酔い」シリーズを飲みながら明日の予定をざっくり計画中。
明日はどんな旅になるのでしょうか。
いよいよ九州に突入です。