名古屋のカレー好きはぜひ行って欲しいお店に行ってきた
どーも、ニートです。
さて、ニートはカレーが大好きです。
インドカレー、スリランカカレー、ネパールカレー、欧風カレー、日本風カレーetc……どのジャンルのカレーも大好きで、自分でも趣味としてスパイスを挽いて調合したりしています。
ただ正直なところ、外で食べたカレー、特にアジア系のカレーに関しては、今まで満足したことがありませんでした。
いわゆる「カレー好き」の方が紹介する「美味しいカレー」というのは、スパイスの香りが強過ぎたり、香辛料のフレッシュさ「だけ」を売りにしているものが多く、「煮込み料理としてのカレー」は他のところに置き去りにされている感覚があったからです。
ですが、アジア系のカレーでやっと手放しで美味しいと言えるお店を見つけました。
それがこちら、本山駅から徒歩数分の「ドゥム・ダラカ」。
日本人のスタッフはおらず、店内は洋風の日本家屋にインドっぽいアイテムを集めた不思議な雰囲気です。
夜9時に行ったので、店内にはお客さんが一組いらっしゃっただけでした。
さっそく、メニュー表を見てみるのですが、これがまたメニューが多い。サブメニューやドリンクも含め数ページにわたり料理が並んでいるうえ、メニュー名もカタカナ表記なのですが日本語ではなく、紹介文を1つ1つ読むせいで時間がかかります。
まぁ、色々とメニューはありましたが、結局ニートは、無難に「ポークスープカレーセット(大盛り)」(1150yen)をオーダー。一緒に行った知人は「バターチキンカレー」(1000yen)と「プレーンナン」(300yen)をオーダーしていました。
日本人のスタッフではないので、接客もラフなものでしたが、そこはご愛嬌。むしろ個人的には好感が持てます。
しかも、夜遅くに訪れたニートたちにスープのサービスまでしてくれました。画像はあまりにもブレ過ぎなのでアップしませんが、アメリケーヌソースのような強いコクがあり、「これがスープ!?」と驚きたくなるほど、濃厚なスープでした。
あのスープだけでもご飯3杯はイケます。いや、誇張ではなく。
そしてスープを飲みながら待っていると届いたのがこちら。
ナンもでかいですが、ご飯も多い。
「サービス♡」なんて言われましたが、明らかに一合半はあります。確かに大盛りで頼みましたが、これはなかなかのものです(ちなみに、ナンはこれで普通サイズです)。
また、こういったお店にありがちな、ルー少な目ということもありません。むしろ、普通の2倍程度の量があります。
「これは美味しくなかった時が怖いぞ」と戦々恐々としたものですが、そんな心配は全くの杞憂でした。
最初にも言いましたが、ニートはこれほど美味しいアジア系のカレーに出会ったことがありません。
辛さは普通で頼んでいるのに、止まらない汗。汗。汗。
ニートは辛さには強い方で、色んな料理に唐辛子を大量にかけるタイプなのですが、そういった“辛さ”の話ではないのです。
ただ、ひたすら暑い。汗がジワリジワリと吹き出てきます。おそらく、かなり生姜が効いているのでしょうが、その尖った味を感じさせることはほとんどありませんし、スプーンを進める手も止まりません。
「これがスパイス料理か!」と感動すら覚えました。
ちなみに、ひょっとすると普通の人は感動なんか覚えないかもしれません。確かに、客観的に見れば、普通のインドカレーより「ちゃんとしている」と感じる程度かもしれません。
ただ、ニートはそれほど「美味しいアジア系の煮込みカレー」に出会う機会に恵まれなかったのです。
そして、大量のポークカレーを食べ終わると、今までかいていた汗がサーッと引いていきます。
「ああ、やっぱり本来のカレーってのは高温多湿の国の料理なんだな」と実感させてくれるほど、気持ちの良い瞬間でした。
「美味しいインドカレー」を求めているという方、「欧風カレーのようなコクはインドカレーには出せない」と考えている方、ぜひドゥム・ダラカを訪れてみて下さい。
場所は少し奥まった場所にあって分かりにくいので、ご注意を。駐車場もありますが、本山駅からは徒歩で問題ありません。
ちなみに、御器所や京都にもチェーンがあるようですが、ニートが知っているのは本山店の味だけなので、こちらをお勧めしておきます。
ドゥム・ダラカ
名古屋市千種区猫洞通4-27 ウェザーフィールドビル 2F
TEL: 052-783-0597
営業時間: ランチ 11:00~15:00(L.O.14:30)
ディナー 17:00~22:00(L.O.21:30)定休日: 無休