青春18切符の旅行で注意しておくと便利な10のこと

どーも、ニートです。

 

先日、青春18切符の旅行に絶対に持っておくべきものについてご紹介しました。

 

ただ、これはあくまで“最低限”です。

 

青春18切符の旅行をする上で注意すべきことはまだまだたくさんあります。そこで、今回は青春18切符の旅で知っておくと便利なこと、持っておくと良いものについてご紹介します。

 

1. 電車の乗継の際には必ずドア口で立って待機

まず始めに言っておくと、青春18切符の旅の座席確保は闘争です。「いやいや、言い過ぎだろ」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

 

それが言い過ぎではないのです。一度でも青春18切符の旅を経験すると、いかに乗り換え先の電車の座席を確保できるかは重要なポイントになります。

 

2時間、あるいは3時間以上たちっぱなしという目も当てられない事態も容易に起こります。ですので、電車の乗継に差し掛かったら「~~駅、~~駅」というアナウンスが鳴った時点、あるいは一駅前の時点から席を離れ、荷物を抱え、ドアの前に待機しておくことをお勧めします。

 

ただ、北海道、九州、東北、北陸、四国、中国地方あたりはそれほど席取りゲームも激しくないうえ、乗継用にダイヤも組まれていないことが多いので、基本的に中部、関西、関東の地獄の通勤・通学ゾーンを抜けるためのテクニックだと思ってください。

 

2. 酒を空けながら、駅弁を食べながらゆらり旅は諦めよう

中部、関西、関東の駅弁は、新幹線の人のためのものです。以上。

 

…と、これだけだと不親切に感じるかもしれませんが、本当に上に述べたとおりです。自分で鈍行の旅をやってみれば分かりますが、混雑した鈍行列車の中で駅弁や酒を空けるのは至難の業です。

 

基本的に駅弁は諦めた方がいいでしょう。ただ、中部、関西、関東以外で地方都市から離れた路線であれば普通にいけるので、時と場所を選ぶことが重要です。

 

3. 夏は弱冷房車がお勧め

特に寒がりの方はお気を付け下さい。夏の電車はかなりクーラーを強めに効かせてあります。通勤・通学で汗をかいた乗客のためなので仕方ありませんが、ひたすら動かない旅行客にとっては、地味につらい。

 

寒がりの方はブランケットや上着を確保しておいた方が無難でしょう。

 

4. ご飯タイムは自分で確保して

意外と忘れがちなのが、このご飯タイム。「駅弁でも買って食べればいいや」なんて考えが通用しないこともままあります。

 

実際、駅弁を購入している間に、乗り換え先の電車が出発してしまうということも少なくありません。購入することさえも難しいので、できるだけご飯タイムはちゃんと確保しておくことが重要です。

 

「乗り換え案内」のアプリなどはこの時間を計算してはくれないので、自分で計算しましょう。

 

5. 帰省シーズンはトイレタイムも確保して

基本的にJRには、どの車両かにトイレが設置してあるので、トイレタイムが問題になることはそれほど多くありません。

 

ただし例外もあります。それが“帰省シーズン”です。具体的には、お盆の前後一週間、お正月の前後一週間は基本的に席を離れられないと考えて下さい。

 

ご飯タイム同様、トイレタイムに関しても「乗り換え案内」は計算してくれませんので、ちゃんと自分で確保しておきましょう。

 

6. ホテルの予約は計画的に

基本的に、多くの方がホテルの予約は「じゃらん」か「楽天トラベル icon」「Yahoo!ビジネストラベル」「るるぶトラベル」で済ませるかと思います。

 

ただ、これらのサイトは当日、前日の予約には対応スピードが遅く、まだホテル側に空室があるのに「該当ホテルがない」と回答することがあります。

 

ですので、遅くとも数日前にはホテルの予約を済ませてしまいましょう。2週間以上前に予約しておくと割引してくれるホテルも多いので、利用者にもメリットは大きいはずです。

 

7. 当日まで宿泊地が決まらなかったら……?

ただ、「どうしても宿泊地が当日まで決まらなかった。だけどカプセルホテルやネカフェは避けたい!」という方もいらっしゃるでしょう。

 

そういった方にはルートインや東横イン、スーパーホテルの公式サイトへのアクセスをお勧めします。

 

こうしたホテルは全国にある上、公式サイトで余裕を持って部屋を確保していることがあります。当日予約は、旅行サイトではなく、全国チェーンのホテルの公式サイトへアクセスしましょう。

 

8. お得な旅行をしたい人には東横インがお勧め

個人的には、特に東横インをお勧めしたいと思います。その理由はいくつかあります。

 

1つ目は、いつでもチェックインができること。基本的にホテルは16:00以降しかチェックインができませんが、東横インはチェックインだけであれば、午後はいつでも可能です(※入室はできません)

 

これによって、いつでも荷物を預けられるので「一度ホテルに荷物を預けてから観光」が自由にできるようになります。

 

2つめは、金券で宿泊できることです。これは意外と知られていないかもしれませんが、東横インは現金の代わりにビール券や図書カード、商品券といった金券で宿泊可能です。

 

ですので、事前に金券などを格安で購入しておくと、東横インに結果的に格安で宿泊できます。

 

3つ目は、会員サービスがあることです。会員であれば、ネット割引があるなど様々な特典があります。先ほどの金券と組み合わせれば、半額以下で泊まることも難しくないので、頑張り次第でいくらでも安く宿泊できます。

 

ちょっと東横インの宣伝みたいになってしまいましたが、こうした点からニートは東横インをお勧めします。

 

9. 観光地の大手デパートやスーパーを利用して手荷物を預ける

これ、意外と知らない人が多いかもしれません。大手のデパートやスーパーは「手荷物預かりサービス」というサービスが明文化されていなくとも、インフォメーションなどに尋ねると荷物を預かってくれる場合があるのです。しかも無料!

 

特に、イオンなどは結構高い確率で荷物を預かってくれます。ロッカーが空いていない時には、こうしたサービスを利用させてもらうのも手です。

 

ただし、基本的にはお客様用のサービスなので、サービスを利用したらちゃんとお店でお買い物しましょう。

 

10. 荷物は出来る限り少なく!

これは一番最初に書いておくべきだったかもしれません。青春18切符の旅では、必ず荷物を少なくしておきましょう。

 

特に、洋服などは2日分でもあれば十分です。基本的にビジネスホテルはランドリーを備え付けているので、洋服はそれほど必要ではありません。

 

最低限の服や下着、暇つぶし道具、携帯やスマホ、財布、青春18切符があれば旅はできるので、これを基本に荷物を少しずつ増やしましょう。

 

ちなみに、暇つぶしとして携帯ゲームはあまりお勧めしません。青春18切符の旅では両手がふさがる道具は邪魔になることが多いからです。

 

いかがでしたでしょうか。以上の10の事に気をつければ、初めての青春18切符の旅でもそれなりに快適に過ごすことが出来るかと思います。

 

それでは楽しい旅を。

 

追記

はてぶコメントで、「これって東海道線とかのメジャー路線のテクニックで、18切符旅で行きたい路線じゃ役に立たんね。」といただきましたが、確かにそうです。

 

ほとんどのテクニックは乗降客数の少ない、あるいは1時間に一本以下のペースで電車がくるような地方には使えないものが多いです。

 

例えば地方の路線であれば、たとえ帰省シーズンであっても容易に着席することができますし、乗り換え用にダイヤが組んでいないことも普通です。

 

こうしたエリアではまた異なる問題が現れるので、コメントでご指摘があったように基本的にメジャー路線のテクニックだと考えていただけると幸いです。

 

おとなの青春18きっぷの旅 得ワザ&口コミガイド

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