Adsenseさんから「突然収益落ちたけど大丈夫?気をつけてね」という連絡が来た
Google Adsenseに限らず、広告クリック型の収益を狙うサイトにはとある致命的な弱点があります。
しかも、それはサイト運営側ではある程度までしか対応できないというランダム性の高い要素です。
それは、サイトの読者が広告をクリックしてくれるかどうかということです。当たり前と言えば当たり前ですが、ランダムの要素がある以上、そこは運も絡んできます。
そして、つい最近、私はその悪い偶然にあたってしまいました。それがこちら。
92%の収益額の減少と問題探し
さすがに28日当日は焦ってAdsenseの収益画面から目が離せませんでした。まぁ、そんな事をしたって何も変わらないんですけどね。
そして、翌29日に上の画像のような注意が来たわけです。
私はこの警告文を読んでから、早速問題探しに入りました。
Googleさんが提示してくれた潜在的な問題が含まれる可能性のあるポイントは以下の3つです。
1. いつも通り広告が動作しているかをチェック(自身での広告クリックはNG)
2. サイトに変更を加えた場合は、変更した部分がちゃんと動作しているかをチェック
3. サイトを複数運営している場合は、レポートをチェックし、いずれかのサイトの収益レポートに変化がないかをチェック
少なくとも私はサイトに変更を加えてはいなかったので、2番は除外。また92%単位で収益が変化するほど1つのサイトに収益を依存していないので、自動的に3番も除外です。
これによってサイトの問題は1番のチェックだけで済み、結果から言えば、パソコン、タブレット、スマホのいずれの媒体においても広告表示の問題は発見されませんでした。
少なくとも広告表示に問題はないことが分かり、ホッとしました。
そして、Adsenseのページビューにアクセスの急激な変動がなかったので、トラフィックの問題も最初から排除されます。
つまり、完全に偶然の要素で収益が低下していたわけです。
Adsenseは問題が無くても警告文を送るのか?
ここで新たな疑問が湧いてきます。
それは、「Adsenseはサイト側に何の問題が無くても警告文を送ってくれるのか?」ということ。
「自分では完璧なつもりだけど、天下のAdsenseさんが連絡してきたんだから何かサイトに問題があったんじゃないか」と、私はまるで選択式問題で①の回答が続いた生徒のようにガクガクと震えていました。
そんな時はGoogleさんで検索です。早速ネットの海から情報を検索すると、似たような問題を抱えたユーザーがいました。
その方は、ちゃんとAdsenseのサポートにまで連絡を取られたようです。
簡潔にまとめると「数日間様子を見て下さい」という旨のメールが送られてきたとのこと。つまり、Adsense側も何らかの問題がある時だけでなく、ただ急激に収益が下がったという事態に対して機械的に注意を促す連絡を送っているという事を示しています。
実際、私のサイトはそれ以来、普通に収益額が復活しています。
まぁ、冷静に考えれば当然なのですが、自分が当事者になると結構気揉みするものです。
ということで、今回のことから「Adsenseはユーザーの収益が急激に低下した場合、問題があるかないかに関わらず、オートで注意を促す連絡をする」という事が分かりました。
もちろん、そこには潜在的に何らかの問題が隠れている場合もあるので、ちゃんと問題探しはした方が良いとは思いますが、注意喚起文が来たからといって必ずしも焦る必要は無いと言えるでしょう。
できる100ワザ Google AdSense 必ず結果が出る新・ネット広告運用術
- 作者: 染谷昌利,できるシリーズ編集部
- 出版社/メーカー: インプレス
- 発売日: 2014/09/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る