はてなブログのスマホ版レイアウトを見直したらAdSense収益が上がった話

つい2週間ほど前、はてなブログのモバイル用レイアウトの大規模な見直しを行いました。

 

具体的には以下の点を修正。

 

修正点

1. ヘッダ部分のdescription、タイトル、ロゴを非表示にしてオリジナルのヘッダ画像を挿入

2. プロフィール、はてなブログ開発リンク、はてなブログをはじめようを非表示に

3. <h3>タグの強調

4. トップページの最新記事一覧の画像と日付を目立つように

5. モバイル用AdSense広告の表示ズレの修正

 

以上の5点です。結構大きな改変ですね。これだけやってどのぐらいの効果があったのでしょうか。

 

修正の恩恵

何よりも大きな変化はAdsenseの広告クリック率(CTR)が急増したことです。「何%から何%に変化したか」は残念ながら規約にかかるためお話できませんので、「何%ほど増加したのか」その増加率にだけ触れます。

 

具体的には、最も変化が小さいブログで0.14%、最も大きい変化が大きいサイトで、0.23%ほどCTRが増加していたのです。

 

いや、「たかが0.1~0.2%で何が変わるんだ」と思われるかもしれませんが、数値面では結構変わってくるものですよ?要は1000ページビュー(PV)された時あたりの広告クリック数が1~2回変化するわけですから。

 

1クリックあたりの収益(CPC)が50円を超えるサイトであれば、1000PVあたりの収益が50~100円違ってくるので、一日3000PVのサイトだと月単位で4500~9000円以上変化してくるわけです。

 

レイアウトの見直しだけでここまで行くのは有り難いことです。とはいえ、まだまだレイアウトを変更してから2週間ほど。偶然の可能性も十分に残っていますし、ただのランダムな分散の範疇かもしれません。

 

それに、Google Analyticsでブログの直帰率を見てみると、レイアウト変更前後で全く変化が見られないのです。

 

これは、「自サイトに来てくれた方がファーストビューでAdSense広告を踏んでくれるようになったため、その分直帰率が増加し、レイアウト変更の影響と相殺して変化していないのだ」と見ることもできますが、「直帰率自体にはレイアウト変更は何の影響も及ぼさなかった」と見ることもできます。

 

どちらが正しいかは長期的にAdSenseとAnalyticsの画面をにらめっこしながら判断していくしかありません。まだまだ慎重に今後の動向を見守っていければと思います。