秋なので、覚王山秋祭りに行ってきた

どーも、ニートです。

 

皆さまは「覚王山秋祭り」というものをご存知でしょうか。毎年11月頭の休日に行われている、覚王山一帯を挙げたそれなりに大きいイベントのことです。

 

お祭りは否がおうにも気分が高まるので、地味にニートはよく参加しています。もちろんニートの隣には誰もいません。

 

まぁ、そんなお一人様ニートでも、お祭りのときには多少はしゃいだって変な目を向けられません。人ごみの中を気になる出店(主にごはんもの)を出掛ける旅に出かけます。

 

f:id:nyarumeku:20141103115331j:plain

f:id:nyarumeku:20141103115525j:plain

f:id:nyarumeku:20141103115643j:plain

f:id:nyarumeku:20141103115842j:plain

 

祭りのがやがやとした空気って苦手な人も多いかもしれませんが、ニートにとっては、それ自体が心地よいBGMだったりします。

 

後、秋祭りとは全く無関係ですが、パフォーマー以外の一般の人の肖像権に配慮すれば配慮するほど、写真が気持ち悪いことになっていきますね。最近の規制ラッシュのアニメのようだ。いや、大事ですけどね、肖像権。

 

そんな自主規制の黒丸でも隠しきれないほど大勢の人がうろうろする中、前々から覚王山で行きたいと思っていたフランス料理店Le Potager(ル・ポタジェ)」さんが、店先でかなりリーズナブルな値段の料理を提供していたのでさっそく突撃。

 

f:id:nyarumeku:20141103115534j:plain

 

普段はランチなら4,5000円、ディナーだと平気で諭吉さんが飛んでいくお店なので、期待も大。ハヤシライス、カレー、ハッシュドビーフがそれぞれ700円で提供されていましたが、今回はハッシュドビーフを選択。

 

f:id:nyarumeku:20141103115554j:plain

 

まずは一口。パッと口に広がるトマトの酸味がたまりません。完全にトマトが溶け込んでいるのではなく、わずかにその食感を感じられる仕上がりで、肉の旨みも感じられます。

 

そして、わずかにバターの香りがただようバターライスは少しだけ食感が残してあり、「日本風のご飯」を思い浮かべて食べると、ちょっと驚きます。しいて近いものを挙げるならピラフに似ているでしょうか。

 

ご飯自体の甘さと、バターでほんのりついた塩気、ハッシュドビーフの酸味あるスープは全てが相性抜群です。いつかはちゃんとお店の方に食べに行きたいなあ。……行けるのかな?

 

そして、せっかくお祭りだからと、重たいお腹と軽い財布をひっさげて、うどん屋「ちんちゃん亭」さんに突入。

 

f:id:nyarumeku:20141103115612j:plain

 

こちらは奥さん曰く、本業はうどん屋さんではなく、農園と民宿さんだそうです。ですので店舗もなく、このうどんを食べられるのはこうしたお祭りのときだけ。何気にレアなお店です。

 

「美味しいでしょ♪」と、気さくで可愛らしい奥さんと話しながら「うどん(500円)」をほお張ります。

 

f:id:nyarumeku:20141103115623j:plain

 

こちらで一番驚いたのが、うどんのコシ。画像を見ても分かるように、うどんの麺がかなり細く、まるでラーメンのよう。それでいて、もっちりとした、ものすごいコシがあります。

 

奥さんに聞いたところ、こちらの麺に使われている「きぬあかり」という品種はうどんのために作られた小麦で、最近愛知県が農家さんに作るよう推奨しているものだそう。ネットで奥さんたちが使っている麺が無いか探してみたのですが、残念ながら見つかりませんでした……。

 

まだまだメジャーな部類の麺ではないのかもしれませんが、きっといずれきぬあかりブームが来ると思います。そのぐらい美味しい麺でした。

 

ニートがうどんを食していると、覚王山にはパラパラと雨が降ってきました。どうやら祭りはお開きのようです。残念。

 

まぁ、ニートの財布も祭りということでジャンジャンバリバリ大放出中だったので、今後の家計が火の車になるのを鎮火してくれる優しい雨だったと思えば、少しは気分も報われます。

 

来年もまた来られるかは分かりませんが、近くにいたら訪れたいものです。