名古屋の下町「名鉄堀田名店街」で昭和ご飯を食べて来たよ

どーも、ニートです。

 

「歩いているだけでも楽しい場所」というのは中々無いもので、日々散歩をするたびにそんな場所をあてもなく探し求めているニートですが、最近面白いスポットを見つけました。

 

それが「名鉄 堀田名店街」です。

 

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その名の通り、名鉄の堀田駅(※地下鉄堀田駅ではありません)の中に位置する商店街の事を指しています。

 

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おそらく、古くは名鉄を利用する人たちで栄えていたのでしょう。その姿を思い起こさせるかのような無人の施設や、古い施設たちがあちらこちらに残っています。

 

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こちらのお店は、そんな中でもたくさんの人で賑わっている居酒屋さんでした。いずれこちらにも行ってみたいですね。

 

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ちょっと脇にそれるとシャッター街が広がります。夜に歩くと怖いというよりも、少し物寂しい雰囲気があります。

 

そして、そんなシャッター街の一角に面白いお店を見つけました。それが「水星食堂」さん。

 

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なぜ、水星なのか全くその意味が分かりませんが、レトロ好きのニートにはたまらなく惹かれるものがあるお店です。早速入店します。

 

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良いですね。かなり黄ばんだ設備たち、そんな中で酒を頼んで1人で晩酌するおじさん、仕事帰りであろうサラリーマン、誰も見ていないのに垂れ流しになっているTV。

 

まだこんなところがあったのかと思うほどレトロなお店が残っていたのですね。

 

席に着くなり、お店のおばちゃんに「何にする?」と声を掛けられます。当然手元のメニューなんて無いので、壁にずらっと張られたメニューから選ばなければなりません。

 

とりあえず、ここは無難に「から揚げ定食(600円)」です。

 

閉店ギリギリの時間に入ったにもかかわらず、おばちゃんは愛想よく返事して厨房へと入って行きます。

 

そしてしばらく待つと出てきたのがこちら。

 

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から揚げというよりは、竜田揚げでしょうか。一口噛むと、醤油と肉汁がジワリと口の中に溢れます。白いご飯とよく合います。本当に素朴な定食ですが、やはりこういうお味は落ち着きますね。

 

これだけしっかりした定食で600円は本当に安いと思います。

 

一番安い定食だと500円からありますし、中華そばだと400円からです。今の時代に、駅中の食堂でこの値段で提供するお店があることにびっくりです。せっかくなので、から揚げ定食とともに大根と卵のおでんもお願いしました。

 

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大根はしっかり味がしみていて、少し甘目の味付け。噛むとジュワッと出汁がにじみ出ます。横に添えられたからしとの相性も抜群。卵も白身の固さが良い感じです。

 

個人的に、おでんの最強のタネは、この大根と卵だと思います。がんもともちきんちゃくとはんぺんは上位ランカーです。

 

いやあ、久しぶりに手作りらしい手作りの食事を食べました。美味しかったです。ごちそうさまでした。

 

名鉄堀田駅を利用する方はあまり多くないかもしれませんが、もし立ち寄る機会があればぜひぶらついて見て下さい。面白いエリアですよ。

 

以下に、「水星食堂」さんの情報を記載しておきます。

 

住所:瑞穂区新開町28-26 名鉄堀田名店街

TEL:052-881-9832

定休日: 日曜

営業時間: 11:00~20:45