定食屋の懐かしさを味わいに「小松」さんへと行ってきた

どーも、ニートです。

 

定食屋というものは、どこに行ってもそこなりの“味”があるもので、これはちょっとやそっとの年季では作られません。そこの常連さん、そこの営業の仕方、そのすべてが味となって出てきます。

 

ニートはそんな定食屋さんや大衆食堂の味を楽しむのが好きだったりします。今回も、そんな定食屋さんを求めに、覚王山駅そばの「小松」さんへと行ってきました。

 

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なんと、こちらのお店がある場所は、以前ドカ盛りのお店としてご紹介した「玉屋」さんのほんの目と鼻の先。覚王山には、まだまだこんな昔ながらのお店がたくさん軒を連ねています。

 

 

早速のれんを超えて中に入ると、そこに広がるのは消しても消しきれない昔馴染みの景色と匂い。お店のおばあちゃんが1人で接客をし、ニートや他のお客さんをテーブル席や座敷席に案内します。

 

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やかんを乗せたストーブのカタカタという音と、常連さんと店員のおばあちゃんの会話、つけっぱなしで誰も見ていない大河ドラマの音を耳にすると、田舎の祖母の家を思い出します。

 

こういう場所に入った時、ニートはどうしようもなく田舎生まれの人間なのだと感じますね。

 

今回、注文したのは「Bランチ(650円)」。安いです。こちらのお店では800円もあればほぼすべての定食を食べられるので、諭吉さんがほぼ全員出張中のニートのお財布にも優しい仕様。いつ彼らは出張から帰ってくるのでしょうか。

 

「財布にお金がないのではなく、ニートは世の中にお金を貯金しているだけだから!」という脳内記者会見を開いていると、目の前にことり、ことりと次々にお皿が並べられていきます。

 

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一口カツ(2ヶ)、エビフライ、ハムエッグの3点をメインに、きんぴらごぼう、マカロニサラダ、つくだ煮をサイドに沿えた、The・定食のラインナップ。そして、端っこには一切れサイズのみかんがちょこんと乗せられています。

 

普段より、ちょっとだけ豪勢なお食事。これぞ定食です。もちろん味も申し分ありません。

 

個人的に特にありがたかったのは、お味噌汁が赤だしではなかったこと。名古屋に来てから久しぶりに赤みそ以外のお味噌汁を飲んだ気がします。赤だしが嫌いなわけではないのですが、やっぱりソウルフードは慣れ親しんだ味でなければいけません。

 

大根とワカメと豆腐の味噌汁をすすっていると、今度は煮魚が食べたくなったので、「サバの煮つけ(270円)」を注文。

 

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ニートの類稀なる撮影技術によって、明らかに撮影の角度を間違えられたサバの煮つけは、皮はねっとり、身はふっくらと、ちゃんとサバの味がするお煮つけです。これですよね、この甘辛いタレがまたご飯に合うんです。

 

懐かしくも美味しい味でした。ニートのお財布と心にも優しいので、ぜひまた来たいお店です。

 

皆様も、日泰寺参拝の折にでもぜひ訪ねてみて下さい。

 

以下に、小松さんの情報を記載しておきます。

 

住所: 千種区山門町2-44

TEL: 052-751-1308

定休日: 日曜

営業時間: 10:30~14:30、17:00~21:00(L.O.20:40)