はてなの「下書きに戻す」機能の面白い利用法を見つけたよ

先日、はてなブログには新機能が追加されました。

 

それは、一度公開した記事を「下書きにもどす」という機能です。

 

以前は、公開した記事をやっぱり公開取り止めにしたいときには、一度記事を削除しなければなりませんでしたし、公開した記事の再編集をする際には、再編集を終了するまで記事を公開し続けなければなりませんでした。

 

このように、下書きに戻すという機能ができたことによって、ブログとしての利便性がかなり増したと言えます。

 

今回は、その機能を利用している時にふと思いつき、実験して分かったことをご報告したいと思います。

 

気づけば何のことはない機能なので、自慢げに言うことでもありません。要は、はてなブログでは「一度公開した記事でも、下書きに戻してもう一度公開すれば新規記事として扱われる」というだけの話です。

 

これは、はてなの新着エントリーのみに反映されるわけではありません。たとえば、「注目のブログ」欄や「今週のお題」、「旬のトピックの新着エントリー」にも反映されています。

 

文字だけで説明しても分かりにくいので、実際の画像で説明します。

 

私のブログははてなブログの「注目のブログ(旧“おすすめのブログ”)」で取り上げられています。「注目のブログ」に取り上げられたブログは、記事を更新するとトップに記事が表示されます。

 

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そして、時間が経過し、他のブログが記事を更新すると、段々と下の方へ下の方へと追いやられていきます。

 

さて、この記事を下書きに戻すとどうなるでしょうか。

 

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すると、1つ前に更新した記事が改めて「注目のブログ」欄に表示されるのです。もちろん、前の記事の更新時間は16時間前なので、本来は「注目のブログ」欄に表示されるようなことはありません。

 

ですが、上の画像で前後の記事の更新時間を見てみると、明らかに私のブログだけおかしい時間表示なのに、注目のブログとして表示されていることが分かるかと思います(なぜこの位置に表示されるのかは分かりませんが……)。

 

そして、記事を下書きに戻した状態から公開しなおすと、また記事が新規に公開されたと判断され「注目のブログ」欄のトップに来るのです(ここは画像をキャプチャし忘れました)。

 

つまり、やろうと思えば何度でも同じ記事を「注目のブログ」のトップに掲載できる上、旬のトピックや新着エントリーのトップにも掲載できるわけです。

 

ただ、“やろうと思えば”というのがミソで、実際にはこんなことをやる意味はありません

 

皆さんも、いつも同じブログの同じ記事がトップに来ていたとして、そんな記事を何度も読んだりするでしょうか。少なくとも私はしません。むしろ不正を疑われる可能性すらあります(実際、不正なのですが)。

 

そういった意味で、今回のテクニックには実用性がないので、あくまで“そういったこともできる”という程度にとどめておいてもらえればと思います。