「ブログのネタを探す方法」について何で誰も「外に出なさい」って言わないの?
だいたい1週間に1回ぐらいは定期的に「ブログのネタを探す方法〇〇選」みたいなタイトルのブログやサイトを見かけます。そして、だいたいの記事は特に代わり映えのないことをひたすら書き連ねています。
でも、いつもそれらの記事を見ていて思うんですよね。なんで誰も一言「外に出て何かしましょう」って言わないんだろうと。たとえば「“ブログ” “ネタ”」で検索した時に一番に出てくる以下の記事を見てみます。
すると、ネタを探す方法として以下の3つが紹介されていました。
①脳からひねりだす
②分析する(自己分析)
③ネットサーフィンで探す
「散歩にでも行きましょう」ってのは無いんでしょうか。私の記事なんて初期のころから半分ぐらいは普段の散歩や買い物、ご飯に行った体験を記したものばかりです。
社会では「知識がない人間にオリジナルの考えなんてでてこない」と言われますが、確かにそうです。ニートの薄っぺらい歴史と知恵を雑巾絞りのようにいくら硬くにぎり潰したところで他人様にコンテンツを提供し続けるなんてことはできません。
「お前なんて生きてるだけでネタだろう」なんてふざけた話ではなく、まじめな話です。下のブログでも言われていますが、“どこかでアルバイトや委託契約などを請けた方がネタとお金の両方が手に入り”ます。
私も日雇いバイトを生活費のためにやっていますが、それはブログのネタにだってなるのです。「ネタが無い」とネットを巡回して頭をこねくりまわす前に、ご飯を食べに行くか起業でもするかしたほうがよっぽど建設的な気がします。
「ブログで好きなことをやって生きる」なんて言葉は確かに甘く優しい言葉に聞こえますし、私個人はその生き方を否定はしません。熱意があって、実行可能性が高いと思うのであればぜひやった方が良いとすら思います。
ただ、ネットの記事の大半を見ると、なんというか生きるためにブログを書くのではなく、ブログを書くために生きているような人が多く、もともとの言葉の意味から遠ざかってしまっているのではないかと少しだけ感じるのでした。