はてなブログでトップページを作る方法とそのデメリット

つい先日、「はてなブログをどうにかサイト風に利用してトップページを作れないか」と思い検索してみたところ、こんなコメントがありました。

 

“トップページにしたい記事の投稿日時を9999年などにして、常に最新の記事として表示されるようにすればいいんだよ”

 

なるほど。まあ、そこまでやらなくとも2025年ぐらいで大丈夫でしょう。早速試してみます。

 

やり方は簡単で、記事を編集する際に、サイドバーの歯車マークのタブをクリックし、投稿日時を変更、その状態で記事を公開すればいいわけです。

 

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そうして、トップページを作って公開したブログがこちら。

 

 

トップページができたことで、シンプルにまとまっていて個人的には良い感じにできたと思います。ただ、正直なところこのやり方は全くお勧めしません。その理由を以下に示します。

 

①新着記事が全てトップページになる

たとえば、はてなブログで記事を公開すると、その記事は新着記事としてはてなのトップページや、自分のブログを購読してくれている読者の購読ブログ欄に表示されるのが一般的です。

 

ですが、上述したやり方でブログのトップページを設定すると、いくら記事を更新しても、新着記事は毎回そのトップページに設定した記事になってしまうのです。つまり、いくら記事を更新しても新着記事ははてなユーザーに届かないし、読者登録をしているユーザーにも届かないということです。

 

そんな状態では読者登録されてもきっとすぐ外されてしまいます。すると、人気記事や人気ブログに取り上げられる可能性も低くなります。はてなブログを使うメリットの半分程度をわざわざ捨てることになってしまうので、デメリットは地味に大きいと言えるでしょう。

 

私も何度か実験していますが、このシステムは「下書きに戻す」とも関連して、いくつかの不正を行うことができるようになっているので、早期に改善して欲しいシステムでもあります。

 

 

②サイドバーに新着記事を表示する際の弊害

①の問題と関連してですが、トップページを常に最新の日付に設定しているせいで、サイドバーに新着記事を表示するとトップページもそこに必ず含まれてしまいます。

 

私はトップページへのリンクだと思って活用するようにしましたが、デメリットには違いありません。

 

まとめ

さて、以上2つのデメリットがあるために、はてなブログでトップページを作る意味はあまりありません。というか、そもそもブログでトップページを作るぐらいなら素直にWORDPRESSでやった方がいいですね。レンタルブログには不向きだと思います。

 

少なくとも、はてなで人気のブログを作りたいなら、最新の日付を設定してトップページを作る意味は皆無どころか逆効果だと言えるでしょう。「それでもはてなでトップページを作りたい」という方だけやってみればいいかと思います。