母の下着が盗まれました

どーも、ニートです。

 

突然ですが、実家の母の下着が盗まれました。

 

今年で50歳になる完全なおばちゃんの下着です。孫から“お婆ちゃん”と呼ばれることを頑なに否定し続けるおばちゃんです。30代と間違われることを自慢し続けている母ですが、この時も「あらあら私もまだまだいけるということね!でもお気に入りの下着だったから別のにして欲しかったわ!」とのこと。

 

ニートにしてみれば、その話を聞くだけで吐き気がします。けっこうマジです。しかも、ニートの母は20代の女性が履くようなサテン系の可愛らしいやつばかりを履くので、ニートはその手の下着を見るたびに気分が悪くなるようになりました。ガチで深刻です。

 

男性諸氏には同意してもらえると思うのですが、母が他人からオンナとして見られることに覚える吐き気というのは一体何でしょうね。マザコンではないはずですが、地味に強い抵抗感があります。繰り返しますが、マザコンではありません。

 

母のお気に入りの下着があることにも気分が悪くなるし、母が自身をオンナとして語ることにも気分が悪くなるし、その母の下着を盗んだ人間がいるということにも気分が悪くなるのです。

 

男は先天的にマザコンなのかもしれません。ニートは違うと思いたいです。

 

とはいえ、女性自身にとってもオンナであることは重要らしいです。認知症の女性に化粧を施すと記憶が回復したということで取り入れられたメイクセラピーの事例や、旦那から名前で呼んでもらった妻は旦那に対する愛情が復活するといった研究結果はまさにその一例でしょう。

 

多くの女性はいつまでもオンナでいたいようです。母自身にしてみれば、嬉しい出来事だったのでしょう。お気に入りの下着でなければ。

 

でもやっぱり、息子の立場からしてみればオンナの母とは想像しがたいもので、想像したくもないものの1つです。オトコの父に関しては容易に想像できるんですけどね。なんででしょう。

 

とりあえず、下着の事とは別に「一応気を付けておきなよ」という注意喚起は母に促しました。ニート個人としては、色々な意味で“間違い”であってほしいものですが、本命だった場合は手がつけられません。

 

うん、でも某アニメのEDのように下着がひとりでに飛んでいっただけなのだという怪現象を信じていたいニートなのでした。