栄のあんかけスパゲティのお店チャオに行ってきたよ

どーも、ニートです。

 

名古屋名物と言えば、味噌カツ、台湾ラーメン、味噌煮込みうどんとこってり系のラインナップが揃っていますが、忘れてはいけないこってり系名物は他にもあります。

 

「あんかけスパゲティ」です。

 

スパゲティという名前で思い浮かぶほど洋風なものではなく、ガッツリ火を通したスパゲティに濃いあんをかけていただく料理ですが、名古屋にはその有名店がいくつか存在します。

 

その1つが、地下鉄「栄」駅と地下でつながっている「中日ビル」の地下街にあります。中日ビルの地下は若干アンダーグラウンドな空気が漂っており、散歩してみるだけでも楽しめます。

 

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この中日ビルの地下街の一角にあるのが、「スパゲッティハウスチャオ」です。あんかけスパゲティで有名なお店の1つで、名古屋内部の人よりどちらかというと外部の人に人気のお店です。

 

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現在では、食品サンプルの置いてある洋食レストランなんてだいぶ減ってしまいましたが、こちらはまだ現役で活躍しています。レトロ好きなニートのハートがうずく外観です。

 

早速中に入ると、店の中央には10名ほどが座れる円卓の大きなテーブルがあり、壁際には4人掛けのテーブルがいくつか並んでいます。お客さんが多い時には、中央の円卓テーブルでずらっと並びながらご飯を食べるシステムのようです。なかなか面白いですね。

 

ニートが訪れた時間は、たまたま人がいなかったので、テーブル席の方へと案内してもらえました。心も器も小さいニートにとっては、他人と肩を並べて食事など、胃が持たないのでありがたい心配りです。

 

今回頼んだのは「ミラカン(800円)」というあんかけスパゲティのレギュラーサイズ。ミラカンとはミラネーゼ(ベーコンやウインナーなどの肉類)+カントリー(野菜)の略称らしいです。ご当地フードって、なんでこんなに略称が多いんでしょうね。

 

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安っぽいと言うと失礼かもしれませんが、この懐かしの赤いウインナーがミラネーゼのお肉です。一口いただくと、ドロリとした味の濃いあんが、もっちりとしたトマトソースと良く絡みます。

 

かなり油の効いたジャンクなお味。人によっては苦手かもしれませんが、これぞB級グルメといった、どっしりとした味です。これは腹にたまります。洋風あんかけ焼きそばとでも言えば、イメージしやすいかもしれません。

 

このジャンクなお味を老若男女問わず、皆が店内で味わっています。九州では若い女の子たちがガッツリとんこつラーメンを食べるのが当たり前ですが、あんかけスパゲティも似たようなものなのかもしれません。

 

ちなみに、「あんかけ焼きそばのような」と言いましたが、すすって食べている人は少数派でした。あくまでそこはスパゲティなのでしょうね。面白い文化です。

 

チャオさんは、中日ビル内のアングラな雰囲気と相まって、昔ながらの雰囲気も一緒に味わえる良いお店です。あんかけスパゲティのお店と言えば、「ヨコイ」さんが元祖として有名ですが、栄駅の中から直接来れるアクセスの良さなどを考えれば、チャオさんも十分にお勧めです。

 

名古屋の人のみならず、名古屋外部から観光に来た方も、もし機会があれば訪れてみてはいかがでしょうか。

 

以下に、「スパゲティハウスチャオ中日ビル店」さんの情報を記載しておきます。

 

住所: 名古屋市中区栄4丁目1-1

TEL: 052-263-7510

定休日: 年中無休

営業時間: 11:00~21:30