毎日が日曜日で暇過ぎたので、カラアゲニストになってみました。
どーも、ニートです。
皆様は何か“資格”というものをお持ちでしょうか。ニートは検定まで含めると、英語検定3級、普通自動車運転免許、産業カウンセラーの資格を持っております。
うん、使えるには違いないけど、なんか今一歩足りない感じ。
このままではいけません。日雇いバイトで暮らす日々の中に、何かニートという存在を位置づけるようなインパクトのある資格・検定が欲しい。そう考えたニートは、ぶらぶらとネットの海をサーフィンしてみたのです。
すると、見つかりました。ニートにピッタリな検定。多分、履歴書や名刺に書いたら話題になるに違いありません。その資格とは日本唐揚協会が認定している「唐揚検定」です。から揚げ検定ではありません(←ものすごく重要)。
公式サイトの説明も実に簡単。
「カラアゲニストになるための検定です」
説明文からほとばしる訳の分からなさ。すごくニート好みです。しかも受験料は無料。これは受けてみるしかないと早速検定にチャレンジ。
通りました。
ニートはカラアゲニストになりました。やったね!
出典: https://www.flickr.com/photos/fjitsuki/8849611907/
まあ一応書いておくと、無勉強で受かったわけではなく公式サイトで唐揚のお勉強はしましたよ。20分ほど。内容は、唐揚の歴史から唐揚の定義、なぜ「から揚げ」表記ではいけないのか、唐揚の聖地はどこかetc……。
真面目な話、そこら辺のニュースサイトを眺めているよりはよっぽど有意義な時間だったと思います。唐揚の聖地である大分県中津市に行ってみたくなりましたもん。唐揚すごい。
それに唐揚にレモンをかける是非や、皆で食べるときに最後に残ってしまう唐揚についてなど、唐揚と現代食文化についての公式見解もあって良かったと思います。
余談ですが、ニートの出身地である熊本のど田舎では、最後に一つ分だけおかずが残ることを「球磨のいっちょ残し」と言うのですが、これが九州地方になると「肥後のいっちょ残し」、関東になると「関東のひとつ残し」と言うそうです。各地で自分の住むエリアの名前を入れて「〇〇のひとつ残し」と言うのだなあと面白く感じました。
最近、この手の「パッと見全く役に立たないけど、持っているとネタになりそうな資格」にすごく興味を持っています。
たとえば、日本各地で行われている「みず検定」。都市部の東京都や横浜は浄水施設の話が、熊本などでは世界有数の地下水都市としての話が問われるご当地検定の1つです。これも唐揚検定と同じで受験料は無料。
みず検定は全国様々な都市で行われているので、ご自分の住んでいる場所のみず検定を探してみると良いでしょう。
ただ、こういう無料で取れる資格・検定をネットで探しているのですが、なかなか見つからないのですよね。無駄に肩書きだけをたくさん載せた、全く意味の無い、情報量だけが異常に多いプロフィールを作りたいので、色んな検定や資格を受験してみたいのですが……。
ですので、皆さんも何か無料で取れる変な資格や検定をご存じでしたら、ぜひ教えて下さい。