愛知県の食材を使ったおしゃれなカフェでランチしてきました
いつも通り、お金持ちのオジサマから「今日は暇か?暇だよな?メシを食いに行こうや」との強引なお誘いを受けたある日のこと。強引な誘いを断れない女性のごとく、オジサマの待つタクシーに乗り込みました。
今日もオジサマの好きなお寿司を食べに行くのだろうと、どんなネタを頼むか考えていたら、「今日は違うところに行くぞ」というお言葉。あらあら、どちらに連れて行って下さるのでしょうか。
わくわくしながら窓の外を眺めていると、タクシーがとある場所で止まりました。それは、地下鉄池下駅から徒歩7,8分の位置にあるカフェ「SHANTIES(シャンティーズ)」さん。その名の通り、おシャンティーなカフェで、店内では近所の奥様、お姉さま方、そして憎きカップルの方々が楽しそうにわいわいきゃっきゃされているではありませんか。
オープンスペースの空間は、誰もがゆっくりできる広々としたつくり。近所のママさんがベビーカーを引っ張ってきても余裕で入れます。
うん、それはいいんだけど、店内に男2人のペアって私たちしかいませんよ、オジサマ。地味に精神的なダメージが大きいんですけど、大丈夫ですかねオジサマ。店員さんも男2人がいきなり店の前でタクシーで止まって入って来たものだから警戒してますよ、オジサマ。
肩身の狭い思いをしながらメニューを広げ、今日のランチからハンバーガーセットをオーダー。日雇いバイトばかりしていて社会でも肩身の狭い思いをしているのですから、カフェでぐらいは落ち着きたいものです。
そんな私のささやかな願いはどこ吹く風。オジサマは店員さんにどんなアルコールがあるかを聞いています。昼からお酒とは良い身分です。いや、実際良い身分なんですけどね。
普段は日本のビールか日本酒しか飲まないオジサマも、今回は、こちらのお店のこだわりということでクラフトビールをオーダー。クラフトビールとハンバーガーとはなかなかジャンキーな組み合わせ。
こちらの料理はオーダーを受けてからバンズの表面に焼きを入れてハンバーグを焼くので、地味に調理時間がかかります。でも、その分確かに美味しい。
バンズはもっちり弾力のある食感で、パンに使う表現ではありませんが、コシのある噛みごたえ。シャキッとしたレタスや玉ねぎとジューシーなトマト、牛の味の強いハンバーグとよく合いますね。
そんなハンバーガーを食べながら、甘みと香りの良いクラフトビールを一気飲み。女性のお客様が多かったので繊細な味付けかと思いきや、意外と豪快な料理です。ハンバーガーセットには、ポテト、サラダ、ピクルスも付くので、意外とボリュームもありますしね。
愛知県の野菜などをベースに、食材の質にはこだわりがあるとのことで、安心できる料理だと思います。キッチンもオープンスペースなので、店内から調理風景を眺められるのも珍しく、このお店の楽しいポイントでしょう。
池下駅かいわいから離れて、地味にアクセスが悪い場所にあるので、若干行きにくいですが、これならけっこうおススメです。この辺りに来る用事があれば、また来てもいいかもしれません。
皆さんも機会があれば「SHANTIES」さんを訪ねてみてはいかがでしょうか。以下に、詳細を示します。