池下駅の美味しい洋食屋「Kithcen ARAGUSA」さんでランチを食べてきました
街をぶらぶら散歩していると、美味しそうなお店に出会うことがあります。そんな時はすぐさま入店してしまう食いしん坊万歳な私なのですが、この日も美味しそうな洋食店を発見してしまいました。
池下駅から徒歩1,2分程度の位置にある「Kitchen Aragusa(キッチン アラグサ)」さんです。
池下駅から近いとはいえ、少し奥まった路地に入らなければ見つからない小さなお店。使い込まれたブラックボードが良い味を出しています。
since1969ということですから、私よりも20歳も年上なのですね。老舗ってやつもそうですが、自分の人生以上に営業し続けているお店って歴史が感じられて好きだったりします。「人に歴史あり」という番組がありましたが、街並みにも歴史はあるようです。
そんなアラグサさんの店内は、カウンターと2人掛けのテーブルが数席ほど。店内ではご近所のオバサマ方らしき人たちがランチを食べながら会話に華を咲かせています。
このあたりは一部それなりにハイソな方たちが住んでいるエリアなので、そういった方が使われているのかもしれませんね。イタリアンのお店ということでしたが、定食メニューもしっかりあったので、今回は「カニクリームコロッケ&ハンバーグ定食(1200円)」をオーダー。
うん、見るからにおいしそう。
ハンバーグは、表面のカリッとした食感にふっくらとした中身が味わえる一品。ひき肉なのにお肉の食感と味がしっかり味わえます。肉汁たっぷりの柔らかハンバーグというよりは、どちらかと言うとステーキのようなお肉感たっぷりのハンバーグといった感じ。あっさり目のデミグラスソースがお肉の味を引き立ててくれます。
そして、お店名物のカニクリームコロッケはものすごく濃厚。クリーム自体がドロリと濃いめなのもそうですが、しっかりと出汁が効いているように感じます。どうやら、カニを何時間も煮込んで出汁をとっているのだそう。それは濃く感じるはずです。
メインメニューとは一風変わって、小鉢のポテトサラダ&きゅうりのお漬物と赤だしは和風で、良い意味で手作り感の強いお味。「イタリアンのお店でなぜこんなに和食っぽい汁物と小鉢が出るのだろう?」と思いましたが、お母さんが小鉢と汁ものを作っているのだとか。ああ、納得。確かにお母さんの味です。
ご飯は特になんの注文もしていないのですが、けっこう大盛り。私が男性なので、店員のオバサマが気を利かせてくれたのかもしれません。イタリアンのこじゃれた感じもいいですが、地域の洋食店っぽいこんな雰囲気も良いですね。
美味しかったです。ごちそうさまでした。
正直、このお店を発見できてよかったです。このお値段とボリュームとクオリティなら、この辺の洋食屋でもかなり良いお店と言えるのではないでしょうか。雰囲気も良いので、ぜひまた訪れたいお店です。
以下に、「Kitchen Aragusa」さんの情報を記載します。