店舗同士のSNSの宣伝合戦がすごいけれど、マネすると疲れそうな件

最近、新たに実店舗を始めるにあたって、Facebookページ、twitter、Instagramと色々なソーシャルメディアに手を出してみましたが、まあめんどくさい。

 

というか、このブログの更新ですらなかなか手も頭も顔も追いついていない状態なのに、ソーシャルメディアまで手を出して大丈夫なのでしょうか。大丈夫じゃないですね、はい。

 

それにしても、実店舗を始めて、改めて他店のソーシャルメディア活用事例を眺めているとホントに頑張ってますね皆さん。

 

私も今回は実験的に有名どころのソーシャルメディアをとりあえずやってみた次第ですが、フェイスブックとツイッターとインスタグラムの全てのソーシャルメディアを稼働させて、全てを毎日1回は更新している方もいらっしゃるぐらいですからね。いつどこで寝てるんだろう、と。

 

そして、インスタやツイッターではちゃんと検索に引っかかりやすいようにハッシュタグ(#〇〇〇〇)を付けたり、フェイスブックページでは他の店舗のシェア記事には毎回「イイネ!」を付けたりと涙ぐましい努力をされているわけです。

 

確かに、ソーシャルメディアは上手く使えればそれ自体が集客ツールにもなり得るので、それに精を出すのも悪くないかもしれません。実際、大企業だってそれぞれのソーシャルメディアを使って広告・宣伝をしているわけですしね。

 

Instagramの活用事例

【Instagram】インスタはリアルに強い?! 「海の家」と絡めたO2Oキャンペーン事例

 

Facebookの活用事例

最低限知っておくべき!企業がこぞってFacebookを使う10個のメリット、まとめ

 

twitterの活用事例

企業広報がツイッターを使うメリット、デメリット

 

ただ、実際に自分で運用してみると分かりますが、とにかくめんどくさいです。特に、Facebookやtwitterあたりは、コメントが来るとそれに返信しなければ「無視された」と思われかねないですし、マメさが問われます。
 

幸いなことに、私は事務所の中でも広報・宣伝みたいな役割の人間なので、ソーシャルメディアを運用していくのもそれほど苦痛というわけではないですが、個人店でこれらすべてをやっていらっしゃる方はどれだけのバイタリティがあるのだろうかと感心します。

 

「今日は新鮮な〇〇が入荷しました」「今日はだれだれさんが遊びにきてくれました」「有名な××とのコラボレーション企画です」etc……。うん、ほんとにすごい。

 

ただ、やっぱりいろいろと事情を聞いてみると面白くて、「あれは私じゃなくて私の母が更新しているんだよ」「お店のバイトの子に書かせてチェックしてるんだ」「嫁さんがコミュニケーションツール代わりに使っているんで、私はなにが書かれてるかしらない」など、やっぱり経営者一人でお店の経営から広報までやっている方ってほとんどいないんですよね。

 

分かります。全部一人でできる人がいたら、どんな超人だよと思わなくもないですし。なにより、(おそらく)そこまで労力を割くほどの大きな“コスト対効果”って個人レベルのアカウント程度で得られることはほぼ無いのではないかなと私も考えていますし。

 

ときどき近場のお店を見つけて「あのお店はソーシャルメディアでこんなにも宣伝を頑張っているのか……。ウチも頑張らなければ!」なんて思ってしまいますが、大概の場合、更新してるのは事業主本人じゃないですからね。今回は改めて気づかされました。

 

そこを勘違いして、メディアにのめり込み過ぎて目の前のお客さんを逃がすなんてことがないように気を付けたいと思います。