名古屋のドカ盛りのお店「玉屋」に行ってきた
どーも、ニートです。
私事なのですが、ニートはいわゆる「ドカ盛り」とやらを食べたことがありません。
そういったものが存在するのは知っていましたが、ニートの中では、それはテレビ画面の大食いチャレンジャーか芸人の人たちが食べるもので、架空の存在でしかありませんでした。
ただ、最近になって「名古屋のうちの近所にもドカ盛りの店がある」ということを耳にし、これは行くしかないと早速お店へと歩を進めました。
お店の名は「玉屋」さん。東山線の覚王山駅を出て徒歩数分の位置にある食堂です。
お店のたたずまいもまさに「食堂」といった感じで、昔懐かしい印象を受けます。
中へ入ると、丸イスへ腰かけたお婆ちゃんがお茶を運んでくれました。
なんというか、本当に癒される雰囲気です。
メニューは昔の食堂によくある、「何でも」食べられるお店。
壁一面に張られたメニューの張り紙がなんとも言えません。
とは言え、今日のニートのお目当ては1つ。
ドカ盛りで有名な「カツ丼(大盛り,870円)」。
早速お婆ちゃんに注文すると「こーんなでっかいけどいいの?」と一言。その時の「こーんな」というジェスチャーが可愛いなあと思いつつ、大丈夫ですと返します。
常連の人たちが「カツ丼少々!(小盛りの事だと思います)」と頼む中、1人だけ大盛りを頼むと、店内の常連さんに目を向けられました。
ドカ盛りで有名と聞いていたので、常連の皆さんはドカ盛りオーダーには慣れているのかと思いきや、有名だからこそあまり誰も頼まないのかもしれません。
備え付けてあるキン肉マン(1巻)を読みながら待っていると、しばらくして到着したのがこちら。
横から見ると、こんな感じ。
おお、すごいですね。テレビの向こうの架空の存在が、今ここにありありとしたリアリティを持って現れました。感動です。
食べログのレビューを見る限り、ご飯は大体お茶碗8杯分ぐらいらしいですが、確かにそのぐらいはあります。
ちなみに、ご飯が茶色いのは焦げなどではなく、カツのタレを別にかけたものです。
普通盛りまではどんぶりの上にカツを乗せるらしいのですが、大盛りはカツが乗らないので別皿で提供されます。
それでは、少し気合を入れて「カツ丼」ならぬ「カツ皿定食」をいただきます。
まずはカツを一口。肉は厚切りで、それでいて柔らかい仕上がりでした。衣も崩れるぐらいガッツリと煮込んであるので、豚カツというより「カツ煮込み」に近い印象。
タレは少し味が濃いめで出汁がしっかりとってあり、田舎の味を思い起こさせます。
うん、美味しいですね。豚カツ以外の味もさぞ美味しいことでしょう。
ご飯も柔らかすぎず固過ぎず。固そうな見た目とは裏腹に、ほろほろと崩れるご飯は個人的にはちょうど良い感じです。
漬物もポリポリとした食感がたまりません。
ニートが黙々と1人でご飯を食べていると、次々とお客さんが入ってきてニートのテーブルをしげしげと眺めていきます。
やっぱり、意外とオーダーする人は珍しいのかもしれません。
そんなこんなで、じっくり味わいながら完食。
確かにドカ盛りでしたが、異常なレベルというほどではありません。
量にしてみれば、カツ丼3,4人前といったところでしょうか。運動部の高校生が腹を空かしてやってきたら、ちょ~っと無理をすれば意外と食べられる量だと思います。これで870円というのは、お得でいいですね。
ドカ盛りのお店としては常識的なレベルでしょう(ドカ盛りがすでに常識的かどうかはともかく……)。
それに、見た目の量とは別に味がしっかりと作ってあるのも良かったです。個人的には、大盛りをまた食べるかはともかく、近くにあるお店としてはまた寄ってみたい味でした。雰囲気もいいですしね。
ただ、まあしばらくカツはいいかな……。
美味しかったです。ごちそうさまでした。噂では、うどんなども普通に美味しいらしいので、皆様も日泰寺参拝の折にでもぜひお立ち寄りください。
以下に、「玉屋」さんのご住所を記載しておきます。
住所: 名古屋市千種区山門町2-47
TEL: 052-751-5512
定休日: 日曜
営業時間: 11:30~14:30
17:00~20:20
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