ニートがポスティングのバイトをやってみたそうです
どーも、ニートです。
突然ですがニートは金欠です。
そんなニートが日曜日に飲み会に呼ばれました。
完全プライベートな飲み会ならまだしも、ちょっとだけ業務に関わる飲み会です。断るわけにはいきません。
そこで、ふところの具合の厳しいニートは、ついにポスティングの日雇いバイトに参加してしまいました。
なぜかだんだんとニートではなくなってきています……。残念です……。
あ、ちなみにポスティングというのは、お店の広告などをマンションや一軒家、アパートのポストに投函していくバイトのことです。
なんやかんやでポスティングのバイトというのは初体験だったのですが、あれは楽しいですね。
地図のどんなところから攻めていけば効率的にポスティングできるのか、マンションのどこに集合ポストが置いてあるのかの予測etc……ポスティングにはゲーム要素がたくさん詰まっています。
さらに面白いのが在宅中の住人との駆け引きです。
ニートがポストに広告を投函しようとするときに、たまに在学中の住人がニートの方へ不審な目を向けてくるのですが、そんな時にいかに自分は善良な人間をアピールできるかが勝負です。
いやあ、あれほど緊迫感のある勝負は久しぶりに体験しました。
そして、自分でポスティングというものを体験して初めて気づいたのですが、日本人って本当に危機感の無い人が多いですね。
いや、これは別にバカにしているのではなく、本当に改めて素晴らしいことだなと感じたという意味です。
アメリカの例を出すならば、何の連絡もなく自宅の庭に入ってきた人は銃を向けられたっておかしくありません。
それなのに国内では、ニートが短パン、スニーカー、Tシャツ、ヒゲという不審者丸出しの恰好をしていても、不審な目を向けられこそすれ、多くの人は特にそれほど気にも留めません。
ニートは東南アジアとアメリカとに二回ほど学会などで訪れたことがありますが、いずれにしても移動の際には慎重に気を使いました。
女性の同期メンバーを夜に返す時には、必ず男性2人で送迎したほどです(そもそも夜に出歩くこと自体、危機感が薄いと言う方もいらっしゃるかもしれません)。
それを考えれば、本当に日本は住みやすい場所だなぁと感じました。
まぁ、他人に関心が無いだけとも言いかえられますが、ニートとしては、どちらかというとそちらの方がありがたいことには変わりありません。
ポスティングのバイトをちょっとやっただけで色々な発見があったニートの1日でした。