アフィリエイターがクラウドソーシングで仕事を依頼しても規約違反にならないのか?

ウェブコンテンツやブログサービスなどで、アフィリエイトを使って一定の収益を得ようと思うと、自分1人の力で出来る事には限界があることを実感し始めます。

 

すると、自然と意識するのがランサーズ のようなマッチングサイトを経由して記事やサービスの外注を依頼すること、つまりアウトソーシングです。自分で契約をするわけではないので記事の質は保障されませんが、数が欲しい時には有効な手段でもあります。

 

実際、最近でもユーザー投稿型のコンテンツを作っている方がクラウドソーシングの依頼主として、それらのサービスの一つを使っていることを記事にされています。

 

 
ただ、こういった記事の外注をする際、よく確認しなければいけないのが利用規約です。クラウドワークスやランサーズ のようなマッチングサイトの利用規約を見ると以下のように書いてあります。

 

CrowdWorksの禁止事項

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Lancersの禁止事項

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“成果報酬を得ることを目的とする行為(アフィリエイトなど)”の投稿を禁ずるとは一体どういった意味でしょうか。

 

この文だけでは「依頼の中でアフィリエイトの登録をお願いするなどの行為を禁ずる」という意味なのか「依頼した記事をブログなどに投稿し、アフィリエイトで収益を得ることを目的に利用する行為を禁ずる」という意味なのか、それともその両方なのかが不明です。

 

実際のところ、こうしたマッチングサイトの依頼は、アフィリエイトを使ったサイトの更新をする目的で記事を外注しているのだろうなというものがたくさんあります。

 

ただ、“実際そういった依頼がある”ということと、“その行為が規約に違反していないかどうか”は全く別の事です。それだけでは判断はつけられません。

 

そこで某クラウドソーシングサイトの担当者様に連絡を取ってみて、この文章が具体的にどのような意味を持つのかを尋ねてみました。転載許可を取っていないので質問への返答の概要だけをお話します。

 

質問に対する返答

1. この規約は受注者が業務を行う事で「直接」依頼者が収益を得る事を禁じている

 

2. 1より、アフィリエイト報酬を得ることを目的に、受注者にアフィリエイトリンクを介して外部サービスに登録させるような業務内容の依頼は禁止

 

3. 受注者に依頼した作業成果をアフィリエイトなどを利用しているサイトに使用することは規約違反に該当しない

 

つまり、アフィリエイトを使っているサイトやブログに使用する目的でライティング作業を依頼することに利用規約上の問題はないということです。

 

全てのサイトには今回確認していませんが、文面などから見ても、他サイトも同様の解釈で問題無いかと思います(もしも不安な方はサポートにご連絡を取って下さい)。

 

私も利用したことがありますが、10分ほどで依頼が完了するので、結構手軽で良いものですよ。記事の質は保証しかねますが、個人の感想を求めるようなライティングを任せたい場合は悪くありません。

 

今回、とりあえずアフィリエイトサイトに使用する目的で記事を外注することは問題ないという事が分かったので、利用しようと思っていた方は安心してご利用ください。