空気感のある漫画や映画ってなんか良いと思いませんか?

どーも、ニートです。

 

ニートは王道のジャンプ漫画や、何百億円もかけたハリウッドアクション映画が大好きですが、他にも「空気感のある作品」も大好きです。

 

この“空気感”というものを説明するのは少し難しくて、辞書的な意味より少し感覚的なのですが、“清涼感のある”作品や“日常の素朴さ”を映した作品が大好きなのです。これは時に作品としての出来自体よりも大きなファクターだったりします。

 

ちなみに、空気感とは人や場所などがもつ雰囲気。また、写真や映像などで、その場の雰囲気を感じさせる表現のことと定義されているように、映像作品独特の魅力の事を指しています。

 

空気感のある映画

例えば、このジャンルの映画で言えば『ただ、君を愛してる』と『今、会いに行きます』などが好きです。

 

ただ、君を愛してる スタンダード・エディション [DVD]

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「いま、会いにゆきます」 あの六週間の奇蹟 [DVD]

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なんで、どっちも市川拓司作品なんだよと思われるかも知れませんが、偶然です。ニートは映画の中でも、特にこの2作品が大好きでした。

 

ニートが言うところの空気感にあてはまる描写と言えば、美しい森と水、そして主人公たちが住むことになる家でしょうか。あれを見て、ニートは一軒家暮らしに憧れたこともありますし、その憧れは現在進行形で続いています。

 

ちなみに、後者の「いま、会いに行きます」に比べて「ただ、君を愛してる」の映画ファンからの評判は「映像にこだわりは見られるけれど、ストーリーに難あり」というものです。それでもやっぱりニートはこの空気感が大好きで、たまに見返しています。

 

空気感のある漫画

漫画でも同じ理由で『ハレルヤオーバードライブ』などは個人的に大好きな作品です。

 

ハレルヤオーバードライブ! コミック 1-12巻セット (ゲッサン少年サンデーコミックス)

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本作は特に、水や泡を使って音の美しさを表現しようとする描写が多いので、空気感というテーマから言えば、本当に素晴らしい漫画だと思います。

 

ちょっとストーリー重視の方には「展開がありきたり」と言われてしまうかもしれませんが、個人的にはそういった点を横に置いても描写が好きな作品です。

 

余談ですが、この作品に限らず、音楽漫画の“いかに音をイラストと表現で届けるか”という技術はいつ読んでもワクワクします。空気感とは全くテーマが異なりますが、『Beck』の10巻あたりは今でも気分が昂ぶりますしね。絵が動いているわけではないのに躍動感があります。

 

BECK 全34巻完結セット (KCデラックス)

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後、日常の素朴さといった意味での空気感を描いた作品として好きな漫画は『にがくてあまい』でしょうか。

 

にがくてあまい(1) (エデンコミックス)

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ベジタリアンで料理が上手いゲイの男性と、その男性に惚れてしまったズボラな主人公の同棲物語ですが、何よりほのぼのとした長屋での暮らしを描いている姿が綺麗で好きです。

 

実際の長屋暮らしとはもっといろいろな面倒が出てくるものでしょう。特に家としての居住性や、ご近所付き合いなどは、本作で見る様にはほのぼのとしたものではないかもしれません。それでもやっぱりこういった暮らしには憧れてしまいます。

 

ちなみに、本作は料理漫画として見てもすごく面白く、毎話ごとに何かしらのベジタリアン料理が出てくるので、自分でもたまに真似して作ったりしています。

 

こちらはWeb漫画なので、第一話と最新話がホームページで無料で読めます。興味を持った方がいらしたら、ぜひ試しに読んでみて下さい。

 

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