自社サイト内とサイト外部のどちらにブログを入れるか―ブロガーから見た視点―
個人事業主として新たに事務所を構えるにあたって、自社サイトを作成しました。
今まで独学とはいえ1年以上ブログの運営に携わった経験から、自社サイトの運営もいろいろと気を使ってみたのですが、ブログとは異なる視点での情報のまとめ方など、苦労する点もたくさんありました。
ただ、最も悩んだ点があります。それが「自社サイト内にブログを置くか、自社サイト外にブログを置くか」です。
今回は、それぞれのメリット・デメリットを比較しつつ、私がどのような選択をしたのかをご紹介したいと思います。
サイトの内外にブログを置くメリット・デメリット
サイト内にブログを置くメリットとサイト外にブログを置くメリットは、実のところ、ある程度の共通見解を得ています。
いろいろなサイトに書いてあることを統合すれば、以下の通り。
サイト内にブログを置くメリット
①(上手くすれば)サイト内のページ数や狙っているキーワードの出現頻度が増えるので、ドメインの力も強まり、SEO的にも有効
②デザインの自由度が高い
③自身の財産になり、ブログサービスの廃止などに巻き込まれにくい
サイト外にブログを置くメリット
①導入が簡単
②読者を呼び込む機能が充実している
③ブログの機能的トラブルはブログサービス側が解消してくれる
④キーワードなどSEO的なことを気にしなくても、自社サイトに悪影響を与えにくい
だいたいこんなところでしょうか。詳しいことは、以下のサイトに書いてあるので興味のある方は参考にしてみてください。
ざっくりとまとめるなら、サイト内ブログは「自分でブログ運営の問題解決ができ、集客上のツールとして活用できるなら有効」ですが、サイト外ブログは「何の知識もなく、ただのブログとして運営することもでき、ついでに集客も出来る可能性がある」といったところでしょうか。
全くの初心者ならサイト外にブログを設置したほうが無難だとは思います。
ブログを運営してきた経験からの選択
ただ、私自身はこういったメリット・デメリットを比較し、「サイト内にブログを書く」ことを選択しました。
これまで私は複数のブログを運営してきており、なかには専門的なテーマに特化したジャンル特化の記事を中心に書いたブログを運営してきたこともあります。
そうした視点から見ると、ある程度の運営上の問題解決は自分でできますし、特定のキーワードを中心にした記事の書き方だってできるわけですから、サイト外にブログを置くメリットが薄くなってしまうのです。
つまり、これまでにある程度ジャンル特化のブログを書いてきて、ある程度のアクセス数を集めた経験があるブロガーであれば、自社サイト内にブログを置いたほうが圧倒的にメリットが大きいと考えられます。
むしろ、サイト内のキーワードに関連したコンテンツをいかに増やせるかという点で、ブログの運営経験を存分に発揮できるのではないでしょうか。
今回、自社サイトを作るにあたって、サイト内外のどちらにブログを置くかに関しては最後まで悩みましたが、結論としては「これまでのブログ運営経験を信じる」ことにしました。
ブロガーが自社サイトを持ち、サイト内にブログを置くかどうかを選択するといった経験を持つことがあれば、「ブログのシステム的問題を自身で解決できるか」「キーワードを選定して、それに沿った記事を書けるか」などをポイントに決めてみてはいかがでしょうか。