カフェでコーヒーと言えば、ゆったりとした店内でじっくりと味わうといったイメージが強いですし、実際にそういったカフェも少なくありません。
ですが、中には多くの人がひっきりなしに入れ代わり立ち代わりする人気のカフェもあります。私も今回はそんな人気カフェの一つである「coffee Kajita」さんへと行ってきました。
こちらのカフェは名古屋でもかなり人気のカフェで、名古屋でカフェによく行くという方であればかなりの方が知っている有名店。土、日、月曜日しかオープンしないということもあり、オープン直後にはお店の外まで列ができるぐらい。
「どこの人気のラーメン店だ」と思わなくもないですが、お店の外観はしっかりとした正統派のカフェ。白塗りの壁にウッドの扉の落ちついた雰囲気の建物です。
オープン直後に着いたのですが、それでも店外で待つこと20分、ランチ時の人気レストラン並みの時間を過ごしてからやっとこさ入店。
奥様が作られたケーキや旦那さんが焼かれた自家焙煎のコーヒー豆を眺めながら10分ほど待っていると、空いた席へと案内されました。
それにしても人気店は伊達じゃありません。ときどき行くコーヒー屋としては良いですが、近所のよく利用するカフェにはきついぐらいの込み具合です。
さっとメニューを手渡され、中身を見てみると色々な農園のコーヒーが。私は特にコーヒーに詳しいというわけでもないので、とりあえずカフェでよく飲む「エチオピアのイルガチェフ」をオーダー。
居酒屋で「とりあえず、生」と言ってしまうオジサンぐらいいつも通りのオーダー。いや、冒険って怖いじゃないですか。いつも通りが安心です。
そんな冒険しないコーヒーのオーダーついでに、デザートとして「パリブレスト」もオーダー。
次々と目の前で淹れられていくコーヒーをボーっと眺めつつしばらく待っていると、ついに私のオーダーしたコーヒーとケーキが目の前に置かれました。
まずはエチオピアを一口。
感じるのは、ワインのような発酵したフルーツの香りとほのかな酸味。個人的には少し苦みを感じましたが、悪くありません。
コーヒーを味わったら、いよいよ奥様の作られたパリブレスト。どうやらタイミングが悪かったのか、シュー生地がサクッとせずべチャッとしていました。クリームは良かったので、生地が少しだけ残念。
ひょっとすると、人気店だけにケーキが出ることを見越して用意していた"アテ”が外れたのかもしれません。クリームは好みの味だったので、タイミングが悪かったです。これはまたの機会に。
ごちそうさまでした。
話のネタにも良いので、まだ行かれたことのない方は訪ねてみてはいかがでしょうか。
ただし、営業日が土、日、月と週3日しかないこと、最寄の一社駅からは少し歩かなければいけないことはご注意を。駅から徒歩でもいいですが、車で行かれたほうがいいかもしれません。
以下に、『coffee Kajita』さんの情報を記載しておきます。