面白い顔をしたニートが名古屋で面白いカレーを出すお店に行ってきた

どーも、ニートです。

 

ニートはカレーが大好きでお店に行ったりするだけでなく、自分で作るのも大好きなのですが、最近、平針駅という名古屋でも結構外れの方にある地域で面白いカレー屋さんを発見しました。

 

それがこちら、「マウントエベレスト」さんです。

 

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「インド料理なのに、なぜエベレストなんだろう」という素朴な疑問が解消されることもなくお店の方に目を向けると、夜でも結構ギンギラギンに全くさりげなくない看板が立っています。

 

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うん、いつも思うんですが、外国人の方が立てたお店の外観って、日本人のセンスとは一味違いますよね……。

 

まぁ、ニートは外観を見に来たわけではないので、早速入店し席に着きます。

 

店内はそれなりに広く、店員さんは4人入らっしゃいましたが全て南アジア系の方のよう。

 

外国人の方が店員をされている店としては敬語がかなりしっかりしていたので、英語が出来ないニートは思わず料理に関係ないところでほろり。

 

ニートのガバガバの涙腺はともかく、メニューを見ると大体カレーが800円からでナンやライスは別売りと、それなりのお値段。

 

「カレー+ナンorライスを頼んだお客さんは50円払えばセットにできますヨ」と言われたので、基本的にセット価格を前提にされているのでしょう。そう考えればそれほど高くはない値段です。

 

ついでなので、セットでカレーをオーダー。

 

まず出てきたのはコーンスープ。

 

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コーンスープとは言っても日本人がイメージするようなものではなく、中華風のチキンスープにほんのりコーンの香りがする感じ。

 

こちらの料理は塩を効かせるイメージがあるのですが、意外と薄味。ですが、チキンの出汁がしっかりとれていて美味しかったです。これはカレーの方にも期待が持てます。

 

そして、お次はサラダ。特筆することはありませんが、やはりこちらのお国のドレッシングは美味しいですね。

 

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そしてお口の中がモシャモシャしてきたころに、いよいよメインディッシュの「ビーフマサラ(950円)」が登場。

 

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辛さはインド料理のお店としては比較的控えめ。日本人の口に合わせてあるのかもしれません。

 

とろみがあり、コクのあるスープがたまりません。牛肉も意外とゴロゴロ入っており、噛むと肉のジューシーな食感が味わえる程度に柔らかく煮込まれています。

 

うん、美味しいですね。

 

そして口の中がホットになってきたころに「フライドチキンライス(500円)」を一口。

 

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トマトケチャップの甘酸っぱさが、辛さで熱くなった舌を優しく包み込みます。

 

カレーだけであれば「ただの美味しいお店」でしたが、このフライドチキンライスが変わり種で美味しかったです。

 

食べた感じから中身を想像すると、玉ねぎ、にんじん、たまごだけでなく、タンドリーチキン、クミンシードが隠し味に入っていたと思います。

 

面白かったのが、チキンライスのチキンにタンドリーチキンを使うという発想、そしてクミンシードが入れてあるという工夫ですね。

 

どちらもスパイスの香りをチキンライスに付けてくれるので、カレーとの相性を損なうこともありません。こういった一工夫のあるメニューは大好きです。

 

そして、メインディッシュを食べ終わったらチャイとマンゴープリンで口の中を爽やかにします。

 

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とろみのあるマンゴープリンがプリンでもヨーグルトでもない、粘りある不思議な食感でした。

 

コース全てを合わせて1500円のお食事です。

 

こちらのお料理は単品としての完成度以上に、コース料理としてのまとまりが良かったですね。

 

お値段もまあまあですが、その価値はあるかと思います。

 

 こちらのお店には他にもこういった変わり種のメニューがいくつかあったので、また近くに立ち寄った時には他の組み合わせを試したいですね。

 

ごちそうさまでした。