名古屋の面白スポット―名古屋市中央卸売市場本場へ―

どーも、ニートです。

 

ある人が名古屋には魚がないと言いました。ほんとの魚が食べたいと。ニートは驚いて目の前の魚を見ました。

 

スーパーの鮮魚コーナーの中にあるのは、切っても切れない昔馴染みの綺麗な魚です。どんよりにごる魚の瞳は深夜の半額を狙った証です。

 

ある人は遠くを見ながら言いました。八戸漁港の市場のなかに毎日出ている青い魚がある人のほんとの魚だと言うのです。

 

あどけない魚の話です。

 

はい、茶番でした。確かに、名古屋は港こそありますが、基本的には貿易用の港が多いので、人によっては「名古屋では美味しい魚を安価で食べづらい」と言う人がいるのも事実です。

 

ですが、もちろん名古屋にも新鮮な魚を安価で購入したり食べたりする場所があります。それが、「名古屋市中央卸売市場」です。

 

今回は地下鉄「日比野」駅から徒歩数分の位置にある「名古屋市中央卸売市場本場」を訪ねました。

 

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ニートもこちらの市場の存在は以前から知っていたのですが、一般の人が入れるのかどうかを知らなかったので、入ったことがありませんでした。

 

ただ、ちょっと調べてみたところ、市場構内には名古屋でもトップクラスで高い評価を受けているお魚料理屋さんがあることを知ったのです。

 

ちなみに、そのお店は市場構内にあるので、「本当に一般の人が立ち入っていいのか?」とおそるおそる入りましたが、意外と普通に問題ありませんでした。

 

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そのお店の名前は「一力」さん。

 

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ニートが訪れたのは、朝9時前ぐらいだったのですが、既にいくつかの料理は品切れのよう。OPENが朝4時半とはいえ、すさまじい人気具合です。

 

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まあ、ニートは観光のつもり出来ていたので、あいにく持ち合わせが無く何も食べられなかったのですけどね……。皆さんはお金をちゃんと準備していきましょう。

 

そして、一般市民が色々な食品を購入できる場所は、この市場構内ではなく大通りをはさんだ道路向かいの位置にあります。これ、最初に来た時だと結構分かりにくいので気をつけて下さい。

 

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ココは結構面白くて、「激安スーパーのようにめちゃくちゃ安い」というわけではないのですが、「業務用に使われている新鮮で珍しい品を、一般の人が手頃に手に入れられる」場所だと言えます。

 

例えば、こちらの業務用スーパーの中には、冷凍のわさびだけでも下の写真のように7,8種類あり、写真に写っていないところでもホースラディッシュ(セイヨウワサビ)がいくつかあります。料理好きのニートは眺めているだけでも結構楽しかったです。

 

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他にも、時間が合えばマグロをザクザクと解体していく様子も見学できるので、個人的には地味に名古屋の隠れた面白スポットだと思っています。

 

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こちらでは、新鮮な魚介が購入できるだけでなく、魚屋さんがその場で握ったお寿司なども手軽な値段で購入できます。意外と時間を潰せる場所なので、皆様もぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

 

ちなみに、名古屋市にはこうした一般の人も立ち入りできる市場が複数あるので、気になる方はお近くの市場を調べてみるといいかもしれません。

 

以下に名古屋市中央卸売市場本場の情報を記載しておきます。

 

住所: 名古屋市熱田区川並町2−22

TEL: 052-671-1181

定休日: ホームページを参照