ボランティア募集サイトを種類別にまとめて一覧にしたよ

ボランティアには大きく分けて2つの種類があります。ボランティアに対して謝礼のでる“有償ボランティア”と謝礼のでない“無償ボランティア”です。日本でボランティアと言うと、一般には無償ボランティアの方が思い浮かべられがちですが、有償のボランティアもけっこうあります。

 

また、ここでは区別しませんが、無償ボランティアの中にもご飯代や宿泊代程度は出るもの、何の謝礼も出ないもの、むしろ参加費を払って参加するものもあります。

 

それでは、それぞれのボランティアはどんなところで募集されているのでしょうか。

 


Volunteers make CCC work / @ryandupre

 

有償ボランティアのサイト

Yahoo!ボランティア

大手Yahooが運営するボランティア募集サイトです。日本最大級のボランティア案件があり、有償のボランティアだけでなく無償のボランティアも数多く募集されています。ボランティアを探したいならとりあえずここを見ておくと良いでしょう。ただ、募集が終わっている古い案件もかなりの割合で混じっているので注意が必要です。学生向けの案件もあります。

 

農家・牧場・ペンション体験の求人情報|ボラバイト

ボラバイトとは、ボランティア+アルバイトという意味の造語です。バイトという単語が入っていますが、給料は基本的に最低時給を下回る案件が多く、ボランティアの謝礼のような印象です。比較的長期の案件が多く、農業求人などを今後考えている人には、お金をもらいながら勉強が出来るということでお勧めです。

 

JCVN治験ボランティア

有償ボランティアの代表的なものと言えば、治験は欠かせません。治験バイトと言う人もいますが、本来、治験はバイトではなくボランティアです。参加者に登録料や参加料を求める怪しい治験もありますので、信頼できる治験サイトへ登録することが重要です。治験の謝礼で一か月分の生活費程度ならまかなえる場合もあります。

 

後は、大学の実験参加者も有償ボランティアとして有名ですが、こちらは募集サイトといったものがなく、各研究室ごとに募集しているのが現状です。そのためGoogleなどで「“住んでいる地域名” “被験者” “募集”」といった単語で検索してみてください。ちなみに、収益として考えるとあまり割は良くありません。

 

無償ボランティア

ボランティアプラットフォーム

ボランティアに関わる多くの情報を集めたサイトです。ボランティア募集も多いですが、ボランティアを行っている団体の職員募集の求人なども掲載されているの が特徴的です。ボランティアを探すのには少し不便ですが、案件自体の数はそれなりです。一部ですが有償ボランティアもあります。

 

日本赤十字社

ボランティアと言えば、この組織を欠かすことはできないのではないでしょうか。一般向けのボランティアから高度な専門知識を要求されるボランティアまで幅広く扱われています。医療・福祉・地域防災などの案内が多いように思います。参加者も多く、信頼性も高いサイトの1つです。

 

JICAボランティア

海外青年協力隊に代表されるような、国際的なボランティアを紹介しているサイトです。そのため、参加するにも語学力や一定の技術力などが求められます。ボランティアというと、やる気さえあれば誰でも参加できるイメージがありますが、参加者が何を出来るかも重要なのだということがよく分かるサイトです。

 

無償ボランティアの募集は特定のサイトで一気に募集するというよりは、地域ごとに募集していたり、団体ごとに募集しているものがほとんどです。ですので、お近くの地域名でボランティアサイトを検索したり、働きたい内容でボランティアサイトを検索するのがお勧めです。

 

寄付

直接的にボランティアには参加できずとも、寄付をすることで間接的に支援するという方法もあります。この方法は自身の節税にも有効です。2011年の法改正によって、認定NPO法人に寄付をした場合、そこから2000円を引いた額を年間所得総額から差し引くことができる上、一部の所得税控除も認められるようになりました。

 

寄付は節税対策としても有効に働いているのです(控除の上限があるので、寄付する団体で確認してください)。基本的にボランティア団体の多くはこうした寄付金を求めているので、関心のある団体を探してみるとよいかもしれません。