単発アルバイトの注意点とは!? 契約、お金、申し込み手続きのときに気をつけるべきポイント
初めての単発アルバイトは緊張でいっぱい!
「普通のアルバイトとはどう違うんだろう?」
「単発アルバイトならではの注意点ってあるのかな?」
初めてだからこそ悩むこと、気になることがいっぱいあるでしょう。
そこで、初めて単発アルバイトに申し込む人が、アルバイト選びで失敗しないよう、気を付けるべきポイントについてご紹介します。
仕事を探すときに気を付けること
運営するサイトは安全そうか?聞いたことがある企業か?
まず、仕事を探すときに一番に気を付けることは、「単発アルバイトスタッフを募集しているサイトは安全なサイトかどうか?」。
当然と言えば当然ですが、ある程度大手のサイトにアルバイト募集情報を載せている企業は大手の企業が多いです。
「小さい企業より絶対に大手が信頼できる!」……とは残念ながら言えませんが、単発アルバイトのスタッフを守るシステムや、いろいろな求人を抱えているのはやっぱり大手の企業。
その意味では、運営するサイトが信頼できるにこしたことはありません。
たとえば、単発アルバイトの募集サイトとして有名な『ショットワークス』などは、大手Yahoo!が作成したサイト。サイトとしての信頼はまず間違いありません。
このように、「まずは、そもそもサイト自体が信頼できるかどうか」をきっちりリサーチすることがおすすめです。
そのあとは、いろいろな単発アルバイトの情報が載っている求人情報サイトをしっかりリサーチして、「自分にあったアルバイトはないか?」「このアルバイトの給料や募集条件は、自分の希望にあっているか?」などなど……きちんと比較してみることをおすすめします!
求人情報サイトのプロフィール欄はしっかり記入する
求人情報サイトによっては、自分のプロフィール欄に職歴や学歴を書く欄があるものもあります。
「そんなとこ誰も見てないでしょ」とあなどるなかれ。
案外、このプロフィールをもとに仕事の依頼が来ることもあるのです!
しかも、そういったサイトは、プロフィール欄がそのままオンラインの履歴書代わりに使えることも多く、アルバイトの申し込み手続きもかなり楽になります。
「一度しか単発アルバイトをしない」 という人なら記入する必要はありませんが、今後も単発アルバイトで収入を得たいと思う人は、プロフィール欄もきっちり書き込んでおくとよいでしょう。
仕事に申し込む前に気を付けること
「じゃあ、アルバイト情報サイトで興味のある単発バイトが見つかったから早速応募してみよう!」
……ちょっと待ってください!
そのアルバイトの勤務条件はきっちり確認してみましたか?
単発アルバイトの勤務条件を見るときに、気を付けるべきポイントを紹介します。
交通費は支給されますか?
意外と重要なのが「交通費支給かどうか」。単発アルバイトの場合、必ずしも自宅の近所でバイトが募集しているとは限りません。
働く場所によっては、かなり遠くに派遣されることだってあります。
そんなとき、交通費を支給してもらえるかどうかは、かなり大きなポイントになります。1万円の日給で、往復の交通費に1,000円もかかってしまうようであれば、日給9,000円ですからね。
交通費の支給があるかないかだけで、まったく条件が変わってきます。
道具の準備は必要ですか?
意外と重要なのが、「道具の準備が必要かどうか」。
軽作業の単発アルバイトだと、カッターや軍手(手袋)、 スニーカーなどが必須になることがあります。バイト先で支給してくれることもありますが、これを全部自分でそろえる場合は、費用が必要になります。
学会の単発アルバイトや交通案内など、フォーマルなイベントの時にはスーツ着用必須なことも。選挙の出口調査なども、スーツは必須ですね。こうなると、スーツのクリーニング代がかかってしまいます。
意外と、道具が必要なアルバイトかどうかは、そのまま残りの手取りに影響するので、キッチリと見ておきましょう!
バイトの集合時間をチェックしよう!
地味に大事なのが、アルバイトの集合時間。
アルバイトによってはとっても大事な項目になります。
たとえば、交通量調査のアルバイトなどで深夜に集められたとき、たいていは「車で深夜に現地に運ばれて、勤務開始は朝から。その間の賃金はなし」ということがほとんど。
つまり、深夜から朝までの待機時間には、お給料が一切ありません!
こういったアルバイトでは「現地送迎あり!」と書いてあるだけで、「深夜に現地についてから朝働く」とは書いていないことがほとんどです。「午前0時に〇〇に集合!」と募集しているアルバイトには、「勤務時間がいつからなのか」も気を付けておくとよいでしょう。
登録会や面接はありますか?
また、アルバイトに応募したからと言って、すぐにバイトができるわけではないのもポイント。バイトによっては、「まず登録会や面接を通過してから単発アルバイトができます!」 というものもたくさんあります。
もちろん、登録するのが悪いわけではありません。
登録した派遣元からは「〇〇のアルバイトが募集中ですがいかがですか?」と案内をもらえますし、自分でバイトを探す手間も省けます。
ただ、「今回は1回きりのアルバイトでお金が欲しかったのに、登録会や面接は面倒だし、余分に交通費がかかってしまった」なんてことも。
「今後も単発のバイトをやっていきたい」人は登録アリの企業でも構いませんが、「今回は一度だけしか働かない」人は登録なしのアルバイトも探してみるといいかもしれません。
バイト先に到着したら……?
基本的に、単発アルバイトは仕事先によってまったく仕事内容が違うので、「どの職場でもこれが大事!」と言えるものはそう多くありません。
ただ、どの職場にも共通して言える大事なことが「あいさつをしっかりする」こと。
単発アルバイトという1回限りの契約だからこそ、しょっぱなのあいさつがその後の仕事の働きやすさを大きく変えてくれます。
現場監督やチーフも、やっぱり挨拶をする元気のいいスタッフのほうが好きなので、優しくしてくれますし、そのほうが融通も利くようになります。
「まず現場に入ったらあいさつ」
これを心掛けておけば、単発アルバイトの現場ならどこでも大丈夫でしょう。